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歌詞 モチーフ

「清水くんはいろいろ考えすぎないで、もっと楽に生きるさ!」

「〜するさ」というのは静岡では「〜するんだよ」みたいな意味で使われるらしい。「今度あの店行ってみるさ」は「今度あの店に行ってみな」になる。

 

あの頃自分がなにを考えていたのか、ほとんどおぼえていない。でも何回かこんなことを言われた気がする。

「そうなんだよねえ、それはわかっているんだけどねえ…」

「これでも見て元気出すさ!」

と、送られてきたのは彼女が深夜のノリで友人とふざけて撮ったムービー。

「なにこれ笑 めっちゃ可愛いやんけ!」

「あれ!一度送ったものでも削除できると思ってた!残っちゃう!恥ずかしい!」

「どっちにしろ保存したので残ります」

「やめて〜〜〜〜〜〜」

これは実際に僕が体験した魔法のシーン。

僕が考えていたことの1つでおぼえていることがある。

「そうなりたいって願望はあるけど、僕はこの先もずっととか、永遠ってものを簡単に約束できないんだよね。まわりの人たちのように、あしたご飯食べにいこうって約束と同じような熱量で永遠を約束するような真似はできないんだよね。それってとてもダサいことだと思ってしまう。」

「みんな願望なんじゃない?ずっと一緒だよってセリフは、ずっと一緒にいたいよ、それくらい君のことが好きなんだよって意味なんじゃない?わかんないけど、みんなそんなに重く考えてないよ。」

「永遠なんて信じてないでしょ?私も信じてないよ。でも今楽しいからそんなことも考えたくないの。だめかなあ?」

彼女は明確な思想のもとで発言していたわけじゃないけれど、今になって彼女の言葉が心に刺さる。もちろんそんなに単純にってわけにはいかないのだけれど。彼女が正しかったとか僕が間違っていたとかではなくて、でも彼女が言いたかったことは正しいような気がしている。

「清水くんはいろいろ考えすぎないで、もっと楽に生きるさ!」

この言葉も、彼女が言いたかったことは正しいと思っている。もう少しはやく気付きたかったのだけれど、彼女がいなくなってから気付いたことだからしょうがない。

ベタなジョークをベタだと認識しながら笑いあえる関係は素敵です。

 

最近はこんなようなことをひとつのモチーフにして歌詞を書いてます。自分のスタイルです。ありがとうごさいました。