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自分の整理

久しぶりに精神がキツイなあってなったから少し考えてみる。

 

この間コウヘイくんと喋っていて、また現実と虚構の話になった。偶然と必然の話もしたのだけれどそれは一旦置いておいて…。僕はどちらかというと現実主義的な考え方?感性?なのかもしれない。彼にも言われたが三島由紀夫小沢健二シャムキャッツ…僕はやっぱり現実主義的なところとコミットしてる部分がある。想像するフィクションの美しさよりも現実にそこに存在している美しさに魅力を感じるし、そうした考え方に救われてきた経緯がある。それは別にどっちが正しい正しくないの話ではなくて、それぞれどう感じて何に救われてきたかってことだとは思う。

キラキラとしたインディーポップに、キラキラとした美しい歌詞。あらかじめ言っておくとめちゃめちゃ好き。でも僕はシャムキャッツの歌詞により魅力を感じる。なぜなのか。おそらく自分のこれまでの経験が影響してるのではないかと考えた。

キラキラとした歌詞は基本は青春や恋なんかがテーマになっている。僕は中学3年までアニメが好きでよく見ていた。特に好きだったのが青春学園ものやラブコメとかその周辺のもの。青春学園ものなんかは、男女の青春時代の純粋な恋模様を描いているものが多く、とっても美しい。そして当時はそこに対する憧れが非常に強かった。「いつか僕にもこんな恋ができるのだろうか…できたらいいな…」なんて言いながら頭の中で妄想してはニヤケてみたり、疑心をいだいてみたりしていた。この時の僕の恋のイメージはかなり美しいものだった。

中学3年の春くらいにアニメはあまり見なくなり、秋には人生ではじめての彼女ができた。付き合いたての頃は少しイメージとは違うな、と思いつつもそこそこ楽しかった。でも高校に入ってすぐくらいから僕らの関係はとてもドロドロしたものになる。とても甘美なものではない動物的な性の経験や貞操観念の欠如。自分の鬱を助長するような経験(これが鬱のきっかけ説もあるけど)がたくさんあった。

それから何年かは女性関係はまったく無かったが、高校3年の秋頃に当時好きだった女の子とわりと仲良くなってその子の誕生日にデートをすることになったのだが、突然理由もわからず喋ってくれなくなった。当然デートの話もなくなった。徐々に美しいイメージより負のイメージが強くなっていく。

そのあと冬にすどうさんと付き合うことになる。すどうさんとの話はもう何回もしているから多少省くが、一緒にいた時間はとても美しいものだった。しかし半年で「もう好きではなくなったかもしれない」と彼女に告げられ別れる。どうせすべて終わってしまうんだ、と思った。鬱も治るほど美しい時間を過ごせてもどうせ終わりがくるんだ、それで美しい時間にどっぷりハマってしまっていたが故に深く傷つけられてしまう。物語は一瞬なんだ、それを理解した上で楽しまなきゃいけないんだ。この状態の時に以前記事にも書いた小沢健二のさよなら観(小沢健二の「さよなら」観について - シミズのコトバ)を理解することによって救われた心持ちがした。

そのあとに付き合った女の子とも結局はドロドロとしたものになってしまった。それも今まででいちばんといっても過言ではないくらい。今日、ほんとうにトラウマになってることにちゃんと気付いた。身体の震えが止まらなかった。もう僕のなかで中学までのような恋のイメージはまったくなかったし、いちばん残念なのはこういう経験、ドロドロとしたものが自分の中でベースになってしまっていたこと。もう、少しの濁りもないキラキラとしたものは現実として想像できない。現実では彼女の愚痴を聞くのはめんどくさいはずだし、「愛してる」なんて言葉を求められたところで意味なんかないってわかってる。でも一緒に散歩するのは楽しいし、ふたりでちょっとあったまるのだって幸せだ。それが現実だし、その一瞬に美しさを感じる。その美しさをポケットの中で魔法をかけて、優しさにして、箱に閉じ込めておく。すべてを知って、それでも僕らは笑って手を振る。それが、僕にとっての美しさであり、僕の現実を最大限肯定するものだと思っている。

なのでものすごく簡単にまとめると、女性関係において僕のベースにはドロドロとしたもの、めんどくさいもの、絶対に終わってしまうものというイメージがあり、それでも楽しくて美しいもの、という順番であるから1回自分の中のベースを通らなければそこに美しさを感じない。なので、こうした自分の経験した女性関係が現実主義的な感性に影響を与えているのではないかと考えられる。もちろん、今日身体が震えてからこの文章を書き始めるまでに思ったことをまとめただけなので、考察が浅い部分もあるかもしれないが、とりあえず今日思ったことをまとめて文章にしておきたいと思ったので書いた。ほんとうはもっと複雑だ。

 

でも今日は、逃げたいと思った。

 

ところでもうすぐ僕らのバンドの曲を公開できるかもしれない。歌詞をみて、いろいろ考えてくれたら嬉しい。