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去年から続く夏の終わりを感じた、女の子との時間

日常の思想

自分にとってめちゃめちゃ重要な1日が終わった。

 

8月の最終日にぼくと女の子は遊ぶ約束をしていました。いつも通り前日までなにも計画を立てず、当日の朝にやっと時間だけ決めて4時半に待ち合わせとなりました。

待ち合わせ場所に向かう途中、いつもそんなことはないのだけれど、なぜかめちゃめちゃに緊張していました。今日、なにをするわけでもないのに。

時間より少し遅れて合流し(いつも通り!)オープニングトークも終わったところで、さあどうしようか。「電車で全然知らない田舎町にいく」「新宿あたりまで行って改札出ずに戻る」などノープラン度合いがすごい提案を軽く却下され、本格的になにするか迷っていました。「なにか買いたいものとかないですか?」と聞くと「あー柔軟剤がない…笑」と回答があったので、おもしろいからとりあえず柔軟剤を買いに行くことに。楽しい。

(そもそも買い物に行く、という行為が疲れてしまうという単純な理由からそんなに好きではないのですが、女の子と店をぶらぶらするのは本当に楽しい)

薬局に行ったのですが、いつも使っている柔軟剤がなくて結局諦めました。「とりあえずその辺ぶらぶらしますか」ってことでぬいぐるみとかがいっぱい置いてある、カップルがキャッキャ言うための店へ。そしてぼくらも郷に入っては郷に従え、ということでキャッキャする。楽しい。

そこを出たあと、本屋へ。「羅生門の装丁がおかしい」という話題で盛り上がり、漫画コーナーへ。ぼくは漫画をあまり読まないのですが、女の子は少女漫画が好きだということなので、オススメの少女漫画をいくつか紹介してもらう。楽しい。

そしてCDショップに行ったのですが、ここで大きな発見がありました。女の子がこの夏、パスピエ目当てでロッキンに行ってきた、というのは知っていたのですが、ぼくが思ってたよりもたくさんのバンドを知っていました。(フジファブリックを知っていたのはポイント高い)邦楽ロックコーナーで「あのバンド好き、あのバンドめっちゃ人気だよね、あのバンド頭おかしいよね」など2時間ぐらい喋りました。これはだいぶ想定外だったので、めちゃめちゃテンション上がりました。そもそも音楽の話ができる女の子って周りに全然いないし、しかもその女の子は勧められた音楽とかどんなジャンルでもだいたい全部聴く、というかなりポイント高いことを言っていたので心の中ではハイテンションでいろいろなバンドを勧めました。ぼくもパスピエandropをめちゃめちゃ勧められました。めちゃめちゃ楽しい。(さて、ちなみにぼくはなにを勧めたでしょうか)

CDショップを出て、女の子はお腹が空いたということなので(彼女、いつもお腹空いてる気がする)適当に居酒屋へ。その女の子とお酒を飲むのははじめてです。居酒屋に入ってもCDショップでのテンションが残ってるから音楽の話ばっかりしてました。地味にポイント高いのは(別に批判とかではないのだけれど)世間で流行っている某バンドに対して多少の嫌悪感みたいなものがある、というものでぼくも同じように感じていたので意気投合しました。一通り音楽の話をし終えると、さらに大きな発見がありました。

オリンピックの話題からサッカーの話になり「最近サッカーばっか見てますねー」と言うと、女の子もほんとにここ最近サッカーを好きになってきているらしく(ドルトムントを知ってた!バルセロナを知ってた!なによりACミランを知ってた!)サッカーの話でもだいぶ盛り上がりました。今日どこまでポイントを上げるつもりなんでしょうか。めちゃめちゃに手強い。もともとサッカーの話も音楽の話もほとんどしたことないけど何回も遊んだりしているのに、そこにサッカーと音楽を話せるというステータスができてしまったら最強じゃないですか!なんだこの人!すごい!!!

居酒屋を出て帰ることになったのですが、今まではだいたい女の子の自転車置き場まで行ってそこでバイバイしてました。(一回だけ「送ります」と言って家の前まで送ったことはある)ただ今日は女の子の自転車置き場まで行ったあと、ぼくも女の子もなにも言わずに女の子の家まで送ることになりました。これは地味だけどとても嬉しいことでした。帰り道は「UFOは実在するのか」とか映画の話とかをしながら帰りました。

 

さて、そんなとても素晴らしく美しい時間を過ごしたわけなのですが、ここ数日とても気になっていることがありました。

ここ数日なぜか自分がすごく元気で、なにかから解放されたような、そんな気分でした。よく考えてみると、前に記事で書いたようにすどうさんの夢を見て、ぼくはすどうさんに「さよなら」と言いました。起きてからなかなかに暗い状態で歌詞を書き、そして数日前にその歌詞が(すどうさんとの思い出を引きずって書いた歌詞が)完成しました。その日から、ぼくは元気になりました。この1年間常にぼくにまとわりついていたすどうさんとの思い出を、夢の中の「さよなら」がきっかけで歌詞という形に残し終わらせられたのではないか、そんな風に考えました。そして今日の女の子との時間。なにかすごく重要な一歩を踏み出せた感覚がありますが、まだ確証はありません。それと大事なことなので言いますが、すどうさんとの思い出を忘れることはありません。ですが、今はすごく前向きに考えることができています。

 

 

「今のこの気持ち ほんとだよね?」(強い気持ち 強い愛 小沢健二)

「ほんとのこと知りたいだけなのに夏休みはもう終わり」(ドルフィン・ソング フリッパーズギター)

「夏の嵐にも冬の寒い夜もそっと明かりを消して眠ろう またすぐに朝がきっと来るからね」(おやすみなさい、仔猫ちゃん ! 小沢健二)

 

 

 

これからぼくはどうなるのでしょうか。

 

あの娘といると、ほんとに楽しい。

 

 

 

コメントありがとうございます。あと、意外と「見てるよ」って言ってくれる人が多くてとても嬉しいです。ちょっとだけ恥ずかしいけど。