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鬱の一面

日常の思想

これはアルコールと夜という時間による一時的な憂鬱に過ぎないし、ぼくにとっての一面に過ぎないのですが、あらゆることがめんどくさくなってきました。

 

中学生までのぼくはわりと元気な人間だったのですが、高校で鬱になりました。それからありとあらゆることがうまくいかなくなりました。鬱が原因なのか、うまくいかないからより鬱になっていったのかはわかりませんが、ほんとうに心が死んでいました。朝起きて死んだ心で学校に行き、学校でも死んだような心で過ごし、家に帰ると真っ暗な部屋でひとり体育座りをして音楽を聴いたり、ぼーっとしたり…。ぼくは確実に10代で死ぬと本気で思ってました。

 

高校2年の夏に、それからぼくを救ってくれることになる人たちと出会い、とりあえずバイトをしろと言われ(これも死んだ心で)バイトをはじめました。バイトをはじめて半年くらいは以前とあまり変わらず生活してたのですが、夏に出会った人たちと交流をしていく中で少しずつ希望ができてきました。その中でダウンタウン千原ジュニアといったお笑い芸人のトークに魅せられて「自分もこういう風に喋りたい」と思うようになり、おそらく人生でいちばん努力してそこそこ喋れるようになりました。そうするとうまく喋ることで鬱々とした気分を薄れさせることができるので、徐々に人と喋るようになりました。ぼくは喋ることによって、鬱々とした気分を笑いに昇華することによって鬱に立ち向かっていきました。

 

(ちなみにお笑い芸人はわりとこういうタイプが多く、千原ジュニアも中学時代は部屋にずっと引きこもり、テレビの砂嵐を永遠に見続けていたらしいです)

 

高校3年の秋くらいになると、学校にもバイトにも喋ることを目的として行っていたのでわりと楽しいと思いながら(でもまだわずかに死んだ心を残しながら)過ごしていました。そして、高校時代の鬱に終わりを告げることになるいちばんの要因であるすどうさんと出会いました。すどうさんとは高校3年の春にいちおう出会ってはいるのですが、ほとんど喋ることはなかったので、しっかりと喋ったのは12月でした。

 

12月のある日にバイトの終わりの時間が一緒だったすどうさんとはじめて喋り、意気投合して日付けが変わっていたのに気付かないくらい、楽しくお喋りしました。このとき、既にお互いのことを意識しあってました。こんなに楽しく、素晴らしい時間を過ごしたのははじめてなのではないか…もうぼくは鬱に勝っていました。

 

それからデートを重ねて付き合うことになりました。結果的には付き合った期間は半年くらいで長くは続かなかったのですが、その期間中は人生でいちばん楽しい時間でした。周りの友人に話を聞いてもあの期間はいつも明るく楽しそうだったらしく、鬱なんかとは程遠い生活を送っていました。

 

問題は別れてからです。

去年の夏にすどうさんと別れることになって(詳しいことはまた語りたいから別の記事に書こう…)ぼくにとっていちばん大切な人と時間を失うことになりました。それからぼくは2度目の鬱になりました。なにをしててもすどうさんのことを思い出してしまうし、毎晩のように泣いていました。それでも数ヶ月で忘れることもできるさ、と思っていたのですが全然うまくいきませんでした。夜中にすどうさんのことを思い出しては、全身が痙攣のような発作を起こし、手足が痺れ、過呼吸になったりもしました。完全に鬱です。去年の12月、すどうさんと仲良くなったことを思い出したりしながらめちゃめちゃに苦しい生活をしてたのですが、それでも少しずつ生きる希望を見つけていた最中、その時付き合っていた彼女に浮気をされました。クリスマスの日です。ようやくすどうさんのことを少しずつ乗り越えようとしていた時だったのに、また地獄へ落とされました。

 

その浮気を許し、再出発をしようとしていた春。その女はまた浮気をしました。(前回よりももっとひどい形で)この問題に関しては、あらゆる負の感情が込み上げてきて大問題になりました。そして別れたのですが、あの鬱の症状がまた出はじめ、ぼくはよりひどい状態になりました。そのタイミングで思い出すのはすどうさんとのあの楽しかった日々でした。それからまたすどうさんのことを考えるようになりました。(結果的に言えばすどうさんのことを考えていなかったときは別の問題が生じていたからであって根本的に乗り越えていたわけではなかった)

 

そしてそれを乗り越えようといろいろとしていた中で、いちばん最初の記事でも書いたようにすどうさんと偶然出会ってしまったのです。なぜこんなにもうまくいかないのでしょうか。そんなにもぼくは悪いことをしたのでしょうか。

 

もちろん問題はこれだけではないのですが、毎回毎回これだけ嫌なことがあるといろいろともうめんどくさくなってくるのです。正直もうめんどくさいです。生きていくことが。

 

「テレビをつけたら なにも感じなくなってしまったよ」(汚れたいだけ syrup16g)

 

高校時代の鬱全盛期に大好きだったsyrup16gの曲を聴きながら。